※蛇峠山~じゃとうげやまと読み、昔、蛇出(じゃで)という屋号を持った山麓の農家に住み着いた大蛇が、体が大きくなったので頂上付近の池に引っ越すと、わざわざ挨拶をして出て行ったと言う伝説が名の由来だとある。
今でこそキャンプやスキーで賑わう平谷と阿智の境に位置するこの地域だが、戦国時代には三河と甲斐の要所に当たりのろしで連絡を取りあう地域であったとされている。現在は山頂付近に国土交通省の雨量データレーダーを始め幾つものアンテナが設置されている。
登山としては頂上からのロケーションが素晴らしく、南アルプスはもちろん、中央アルプス、北アルプスも見る事が出来、特に雪を纏ったアルプスの絶景は冬にしか見えない大パノラマである。
コースは国道の駐車場から、冬でも軽アイゼンで登る事が出来る為、簡単に登れて絶景の山として人気がある。また百名山の生みの親である深田久弥が、亡くなる茅ヶ岳の一座前に登頂した山としても有名である
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